手で作る

2019年12月25日-paper-cutting 切り絵

なぜ私が手で作り続けているか。
物って人間を伝えてくれるからです。時間と空間を超えて。
技術を高めて素材の限界と対話して、表現の可能性を拡張する。こうして作り出された物、作品は、必然的に純度が上がる。純度の高さは美につながる。自ずと人々に大切にされ、世代が変わっても残し伝えられる可能性が高くなる。
私が扱う素材は紙なので非常に繊細で、百年千年単位で考えると必ずメンテナンスが要ります。だからこそ、持ち主が代わっても作者がわからなくなっても、「大切なものだから修理して残そう」と思われるものを作らなくてはいけない。もし長く残したいのなら。私はそれをしたいと思います。
なぜなら、私自身が、数百年千年の時を超えて守り伝えられた物からその作り手の存在を感じて、刺激を受けて、パワーをもらって生きてきたから。それを、自分も未来の作り手に施したい。そのための最高のご縁と環境を、ここ京都でありがたいことにたくさん頂いてきました。だったら私はそれをしなくてはいけないし、それが、したいことだ。
・・・ということに、考え続けて動き続けてあらためてたどり着いた2019年でした。瞬殺だったー。来年もというか、来年度もキワキワまで満ちてきた。切り絵は時間がかかるからね。でも面白いことあったらお声をおかけください。 神タイミングですぱっとできたりする。作ります。