菊の節句

2016年09月05日-paper-cutting 切り絵

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「菊酒」Paper-cutting Megumi Mochizuki/MOCHIME 2011

 

陽の極まる九月九日、重陽の節句を前に。
菊酒含んだ菅公のもとに、仙女麻姑が詩の女神のインスピレーションとなって降りたった場面。菅公が重陽の宴に詠んだ歌から着想して描きました。
菊吹きまろばして御酒をいただきたい。ですね。

秋菊 初めて開きて 秋水とどまる
黄金 さかさまに映ず 瑠璃の裏
夜頃 月は照らして 光明あらわる
暁より後 風は涼しくて 香気起こる
桂父に遊びしたがいて しょう薬尋ぬ
麻姑 採り助けて 宮人喜ぶ
(菅家文草三二八 九日宴に侍りて、同しく「仙潭の菊」ということを賦す)